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実録!壮絶出産物語① ~入院から出産当日まで~
すでに41週を過ぎても全く生まれる気配がなく、胎児も大きめ(推定3900g以上)のため誘発分娩を行いましょうという先生の判断のもと、2010年10月7日(火)から管理入院することになりました。私の身体に対して赤ちゃんがかなり大きいので、自然分娩できるか不安でしたが、初めての出産だし、わざわざ逆子を治してまで自然分娩にこだわったので、先生もできるだけ切らずに産ませてあげようと、本当に色々と努力してくれました。そのおかげで(笑)、6日間も産まれてこないという、誰もが想像しなかった結果となりました。結局緊急帝王切開となりましたが、母子ともに健康で、一応無事に出産を終えることができたので、どういう産み方であれ、母子ともに健康であればそれを安産と言うのでしょうね。特に息子は本当によくがんばったと思います。6日間もさぞかし苦しかったでしょう。頭が大きすぎて子宮口で詰まってしまい、赤ちゃんの頭を締め付けたことによって脳性麻痺になってしまったという知り合いの話を聞いたことがあったので、無理に降りてこなくて良かったです、本当に。その人も最後まで自然分娩にこだわったそうで...。母子ともに健康で無事に出産しましたなんて当たり前のように耳にしますが、実際にはママと赤ちゃんで創り上げる命がけの奇跡物語なのだなと実感しました。




・1日目(10月7日) 
14時に入院手続き、夕食を普通に食べ、21時から子宮口を広げるバルーン挿入、陣痛誘発剤の1錠。特に大きな陣痛は起こらず、バルーンは挿入したまま終了。

・2日目(10月8日) 
6:00~18:00 陣痛誘発剤を2錠+点滴の陣痛促進剤
10分間隔くらいの定期的な痛み(結構きつかった)はあるものの、子宮口は4cmから開かず、有効な陣痛もつかないまま終了。これがきっかけで夜中に破水や陣痛が起こる人もいますと言われましたが、結局何も起こらず。逆に無理矢理陣痛つけられてストレスだったのかお腹の赤ちゃんは暴れまくり。

・3日目(10月9日) 
6:00~14:00 点滴の陣痛促進剤、20:00~ 陣痛誘発剤を1錠
前日に誘発剤や促進剤を使っているので、今日は陣痛が起きやすいでしょうと言われたましたが、前日よりも明らかに痛みが弱まっている感じ。結局1日に使える促進剤の投与量を処置しても有効な陣痛がつかず、午後2時過ぎには終了。さすがに3日目ともなると、一日中点滴とNSTモニター(赤ちゃんの心拍とお腹の張りを計測する装置)につながれたままの生活へのストレスと、寝不足、不安や焦りとで疲労がピークに。ついに先生の前で泣き出してしまいました。先生たちも心配してくれて、家でゆっくりお風呂に入り、睡眠をきちんととるようにと、その日は一旦帰宅の許可がおりました。陣痛に耐えるのも辛かったけど、進展がないことへの精神的ストレスの方がよっぽどきつかったです。心が折れて、すっかりやる気も萎えてしまい、お風呂の中でずっと泣いてました...。

・4日目(10月10日) 
10:30~17:00 陣痛誘発剤を1時間ごとに6錠、21:00~ 再びバルーン挿入
1日分の投与量を飲んでも、結局これまた全く効果なし。赤ちゃんが降りてきているどころか逆に奥に引っ込んでしまったとのこと。先生もおかしいなと首をひねるばかり。2日よりも大き目のバルーンを挿入してこの日は終了。お腹はNSTモニターのベルト跡でかぶれるはめに。妊娠線をつけないように努力してきたのに、ベルト痕で変色までしてるし。とほほ...。

・5日目(10月11日) 
祝日は病院も休み?なので、大がかりな手術や処置はしないとのことで、前日からのバルーンを挿入したまま、この日はひたすら子宮口が開くのを待つのみ。通常よりも大きめの風船なので、これによって破水する人もいるくらい、通常はあまり使わないものらしい。階段を上り下りしたり、病院の中をぐるぐる歩いてみたりして、陣痛が起きるように努力をしてみたものの、結局この日もダメ。病院が休みの場合、緊急患者以外は、特別な処置を行わないというのは予想外でした。そりゃ先生たちも休みであれば仕方がないですが、もしこの日が平日であれば、また別の処置が施されて、もしかしたらこの日が出産日になっていたかもしれません。

6日目(10月12日) 出産当日
6:00~ 陣痛誘発剤を2錠、8時過ぎに点滴の促進剤に切り替え。その後の触診で人口破水させ、促進剤とのダブル攻撃が始まり、ここからが本当の地獄の始まりでした。②へ続く...
by meglog1224 | 2010-11-21 20:16 | 出産


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